ネタ切れに付き、ちょっと閑話休題的な話。
最近は照明などにハイパワーLEDが使用されて、LED照明なんて普通です。
車のライトもLEDですし。
LEDは低発熱で、長寿命!
エコ!
……と言われますが、実は結構扱いが面倒なんです。
それは発熱です。
蛍光灯や電球は長い間使用されてきただけあって、常識的な使い方であれば発熱はそれほど問題ないのですが、LEDは違います。
LEDは自分の発熱で寿命が縮みます!
(知っている人にとっては当たり前のことですが)
寿命が4万時間だとか5万時間とかいっても所詮それは理想状態の話。
熱がこもる環境や、放熱に不備があれば1万時間もしないうちに暗くなってしまいます。
とにかく熱に弱いです。
「熱くなったらおしまい」なのがLEDです。
ということで、寿命を保証するには温度を下げないといけないのですが、「温度vs寿命」がデータシートに乗っていないことが多いです。
つまり、メーカーに問い合わせをしないとそういう信頼性の情報が出てきません。
(おそらく個人には出してくれないでしょう。企業でないと情報開示してくれないでしょう)
ということで、
1,パワーLEDを使う場合には発熱に注意する
2,温度VS寿命の情報をメーカーに問い合わせる
ということを頭においておきましょう。
以上、小田切でした。