たまにハードウェア開発もその上のソフトウェア開発も全部やるという人が居ますが、普通は別々の人が行います。
そんな立場のハードウェア開発者がプログラミングの知識が必要か?という話題です。
いきなり、結論。
ある程度は必要。
ある一定以上があると便利。
◯必要な部分
ハードウェア開発者というのは特に組込系になると、ソフトウェア開発者と密なやり取りをします。
その時に「え、なにそれ?」状態では話が進みません。
プログラミングの基本的な知識は絶対に必要です。
変数や関数、割り込み、スタック、等の知識は必須です。
なので、教科書的な用語の意味を知った上で、チュートリアル程度でもいいのでC言語でプログラムを書いて動かすという経験があるべきです。
◯便利な部分
ハードウェア開発では部品表だとか、アートワークで提出されるデータだとか、結構大量のリストを扱います。
基本はテキストファイルです。
ハードウェア開発では、時に大量のリストを照合したりコピペしたりといった作業が発生します。
しかも、同じような作業が何度も発生します。
そういったときに、テキストファイルをちょちょっと処理できるプログラムが書けると効率が劇的によくなります。
ということで、rubyやperlなど、テキストを簡単に使えるスクリプト言語を扱えると非常に楽になります。
あとはEXCELのVBAも扱えると更に便利です。
ということで、ハードウェア開発者だからといってプログラミングを避けずに勉強しましょう!
以上、小田切でした。