オシロスコープのプローブのトリマーはきちんと調整しよう

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オシロスコープにはだいたい1kHzの出力がでている端子があります。

それをプローブで触ってみましょう。

そうすると、綺麗な1kHzの方形波が表示されます!

 

以上!!

 

・・・で終わればいいんですが、案外綺麗な方形波が出ない例が多いんです。

方形波なので平らに表示されるべきところが、斜めになっているんです。

これは出力している波形がおかしいんじゃありません。

波形を観測しているプローブに問題があるんです。

 

「え? このプローブ壊れてるの? 買ったばかりだけど? っていうか、使えてるよ」

 

壊れては居ませんが、調整ができてないんです。

 

「え、調整?」

 

そう、調整です。

けっこう無頓着な人も居ますし、そもそもそれを知らない人が居ます。

 

オシロスコープというのは高周波を扱うので、プローブ内部のコンデンサ容量とオシロスコープ内のコンデンサ容量の影響で波形が歪むのです。

そして、オシロスコープの機種や個体差によってコンデンサ容量が変わるので、プローブの容量もそれにあわせて調整しないと正しい波形になりません。

 

それを調整するにはどうするか。

プローブの何処かにトリマーコンデンサという、ドライバで回せる小さな部品があります。

1,プローブの持ち手に小さな穴があって、その奥にトリマーコンデンサがある場合

2,オシロスコープにつなげるコネクタ部の側面にトリマーコンデンサがある場合

の両方があります。

 

1,1kHz出力端子をプローブで触る

2,波形がおかしければ、トリマーコンデンサを回す

3,もう一度1kHz出力端子に触る

 

を繰り返していい感じに調整します。

これはプローブとオシロスコープの組み合わせで決まるので、一度調整しても別のオシロスコープに繋いだら崩れてしまいます。

なので、プローブを複数のオシロスコープで使いまわすのは止めたほうがいいです。

毎回トリマーの調整が必要ですし、トリマーはそもそも頻繁に回す想定でないので、何度もやっているとトリマーはすぐ壊れます。

だからといってトリマーを調整しないとただしい波形が取れません。

それじゃ意味がありません。

 

ということで、

・プローブをオシロスコープにつなげる際にはトリマーを調整する

・複数のオシロスコープでプローブを使いまわさない

ということに注意しましょう!

 

以上、小田切でした。

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