アートワークで配線をすると、ついついCPUの下に配線を走らせてしまいますが、それはよくありません。
なぜでしょうか。
CPUの中は高速の信号が飛び交っており、CPU自体がノイズをばらまく原因です。
ノイズを吸収するのはGNDベタですので、CPUの直下に置くことでノイズを吸収させるのです。
つまり、ノイズを出来るだけばらまかないために直下にGNDベタが必要なのです。
これが一点。
さらに、ノイズに一番近いCPU直下に配線を置くとその配線にノイズが乗りやすいのです。
つまり、CPU直下の配線の信号品質に問題が出やすいから。
これが二点。
さらに、CPUの周囲にはパスコンがあったりプルダウン抵抗があったりして、周辺の配線には安定したGNDが必要です。
なので、CPUの下でぶった切れているようなGNDベタはよろしくありません。
これがで3点。
このように、複数の理由がありますので、よーく気をつけましょう。
以上、小田切でした。