CPUなどを見ていると「JTAG」という用語がよく出てきます。
JTAGってなんでしょうか。
元々は接触をチェックするための機能でしたが……いろいろ経緯をかいても意味が無いので省略します。
ずばり、プログラムの書き込みに使うインターフェースです。
JTAGというのはだいたい
・TCK(CLOCK)
・TDI
・TDO
・TMS
・TRST
・RST
の6個の信号で実現されています。
つまり、デバッガーと呼ばれるプログラム書き込みできる装置とCPUの6ピンを接続すればプログラムが書き込めるわけです。
しかし、最近は小型なCPUも多いので、6ピンも使ったらもったいない! ということで、2ピンの接続だけですむタイプもあったりします。
とにかく、JTAG=プログラム書き込みI/Fと思って下さい。
そして、これは各社バラバラです。
使うピン数も違えば、流れている信号も違うし、使えるデバッガーも全部違う。
ということで、「JTAG」といっても全部違うので、結局CPUごとに全部調べ直す必要があります。
(え、このCPUはこうやってデバッガーと繋げないといけないの!? というトリッキーなものもあります)
ということで、JTAGはプログラム書き込みI/Fのことを言っていると理解した上で、実際にどうやってデッバガーと接続するかはよく調べるようにしましょう。
以上、小田切でした。